2008年04月22日
哺乳類の進化
こうやって進化してきたんですね。
大変興味深いお話です。
哺乳類の起源は古く、既に三畳紀後期の2億2500万年前には、最初の哺乳類といわれるアデロバシレウスが生息していた。そのルーツは、古生代に繁栄した単弓類 Synapsida のうち、キノドン類 Cynodontia である。単弓類は、爬虫類の双弓類 Diapsida とは石炭紀中期に分岐し、独自の進化をしていた。単弓類はペルム紀末の大量絶滅において壊滅的なダメージを受け、キノドン類などごくわずかな系統のみが三畳紀まで生き延びている。一時期再び勢力を挽回するものの、既に主竜類などの勢力も伸長し単弓類は既に地上の覇者ではなくなっていた。そして、三畳紀後期初頭の大絶滅を哺乳類とともに生き延びたのは、トリティロドン科のみであった。しかし彼らも白亜紀前期には姿を消している。
恐竜の全盛時代であるジュラ紀、白亜紀の哺乳類はネズミほどの大きさのものが多かった。しかし進化が停滞していたわけではない。白亜紀前期には、すでに有胎盤類が登場している。また、中国から発見された大型の哺乳類の化石(胃の辺り)から未消化の恐竜の子供が見つかっている。これは、哺乳類が恐竜を捕食していたということになる。
爬虫類が繁栄を極めた時代には、哺乳類は、夜の世界など爬虫類の活動が及ばない時間・場所などのニッチに生活していた。現在、鳥類などに比して哺乳類の視覚(とりわけ色覚)が全般的に劣っているのも、この長い夜行生活を経て視覚が退化したためである(二次的に色覚を獲得した霊長目を除く)。約6400万年前、恐竜等の大型爬虫類が絶滅し、次の新生代では、その空白を埋めるように哺乳類は爆発的に放散進化し、多種多様な種が現れた。
現在では地中や水中などを含め、地球上のほとんどの環境に、哺乳類が生息している。
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